データでみる歯医者にいく理由

こんにちは。
歯科衛生士の渡辺です。
皆さんは、何のために歯科医院に行っていますか?
多くの方は「痛くなってから行く」人がほとんどだと思います。
虫歯や歯周病は一度治療しても、きちんと管理していないと再発しやすい病気です。
そのため、「痛くなってから行く」から「虫歯や歯周病にならないために行く」に変えてほしいのです。
当院では、定期的なメインテナンスに来ていただく事をおすすめします!
メインテナンスの間隔は1ヶ月~6ヶ月と患者さまの歯の状態のよって様々です。
メインテナンスに定期的に通って欲しい大きな3つの理由があります。
1、定期的なメインテナンスで生涯医療費が安くなります。
トヨタ関連部品健康保険組合(愛知県豊田市)と豊田加茂歯科医師会の共同調査により、
メインテナンスに通っている方は65才で約15万円安くなることが報告されています。

(豊田加茂歯科医師会の研究による)
最初は通ってない人の方がお金はかからないのは当たり前ですが、
48歳を境に医療費が逆転します。
ですが、費用よりも大事なのは自分の歯で噛めることです。
2、歯周病は、さまざまな病気のリスクが上がる恐れがあります。
歯周病は脳梗塞、誤嚥性肺炎、心筋梗塞、心内膜炎、動脈硬化、糖尿病悪化、早産・低体重児出産のリスクが高まると報告されています。

(日本臨床歯周病学会HPより)
近年ではアルツハイマー型認知症やがんへの影響も研究されているようです。
基本的に唯一の栄養摂取手段である口が汚れていると、全身への影響は避けられないのです。
3、メインテナンスによって残存歯数を増やしましょう。
下のグラフは日本人の80才になった時の残っている歯の本数のデータです。

スウェーデンでは、メインテナンス受診率約90%で残存歯数、約20本。
アメリカでは、メインテナンス受診率約80%で残存歯数、約17本。
日本では、メインテナンス受診率10%未満で残存歯数、約12本。
日本人は、まだメインテナンスに行く習慣が定着していない事がわかります。
しかし、定期的なメインテナンスによって歯を維持することができることがこのデータでわかると思います。
ここで注意してほしいのが、「メインテナンスに通っているから虫歯にならない。」と思っている方が多いのが現状です。
しかし、自宅でのセルフケア(歯磨き)がしっかりできていないともちろん虫歯や歯周病になってしまします。
そのため、歯科衛生士による「プロフェッショナルケア」と、ご自身がご自宅で行う「セルフケア」の両方行っていただく事で、
効果的に歯を守っていく事ができます。
最後までお読みくださりありがとうございました。
私達と一緒に、大切な歯を守っていきましょう。
